肥料の3要素(その@)
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植物が育つ上で特に多く必要な窒素、リン酸、カリウムを肥料の3要素といい、肥料として施すべきものです。
【窒素(N)】
主に植物の葉や茎が大きく育つときに必要な生長に欠かせない要素です。
とくに葉を大きくさせやすく、葉菜類は窒素主体の肥料でよく育ちます。
このことか葉肥(はごえ)とも呼ばれています。
窒素が不足すると野菜は育ちが悪くなります。
生育期間が長い野菜は、途中で窒素が雨で流され不足します。
この場合は追肥して窒素を補います。
逆に窒素を与えすぎると徒長(植物の茎や枝が通常以上に長く軟らかく伸びること)し、軟弱になるため病気になりやすく、また害虫被害も多発します。
実や根を収穫する植物では、枝葉が茂り実や根に栄養が十分に行かず実りが悪くなります。
窒素を含む有機肥料には、油かす、米ぬか、鶏ふん、魚粉などがあります。
油かすは特に窒素が豊富で、窒素成分は約5%にも及びます。
キャベツ、小松菜、ほうれん草などの葉を収穫する野菜は窒素を多く含む有機肥料を与えるといいでしょう。
【リン酸(P)】
リン酸は根の生長や開花、結実に欠かせない要素です。
このため花肥(はなごえ)や実肥(みごえ)とも呼ばれます。
リン酸が不足すると新しい茎や葉、根の生長が妨げられ、花や実の付きも悪くなります。
リン酸を多く含む有機肥料には、発酵鶏糞、米ぬか、骨粉、こうもりの糞のバットグアノなどが上げられます。
骨粉とバットグアノは特に多くのリン酸を含んでいるので、油かすなどと混ぜて野菜作りに利用するとよいでしょう。
発酵鶏ふんはリン酸の他に窒素とカリウムもバランスよく含んでおり、使い勝手が良い肥料です。
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肥料の3要素(そのA)へ続く