有機石灰・有機質石灰

肥料

|酸性土壌を中性に傾けるために有機石灰は使われます。肥料としてはカルシウムの補充です。

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有機石灰・有機質石灰



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●●●●【有機石灰(有機質石灰)】 N:P:K=0:0:1●●●●


日本の土壌は基本的に酸性ですが、ほとんどの野菜は弱酸性から中性を好むので、土作りをするときは、中性に傾むけるために土壌を中和する役目の石灰資材(石灰質肥料)が必要不可欠です。


石灰資材には苦土石灰、消石灰、有機石灰(有機質石灰)などがあります。


苦土石灰は苦土炭カルとも呼ばれ、苦土(マグネシウム)を含む石灰岩から作られたもので、消石灰は生石灰を原料とし、水と反応させて作られます。


これらの石灰資材と違い、動物質由来のカルシウムを原料としたものを有機石灰(有機質石灰)といいます。


一般的に有機石灰(有機質石灰)としてカキ殻やホタテの貝殻、貝化石などがあります。


このカキ殻やホタテの貝殻、貝化石を粉砕したものを原料にした商品がいろいろ販売されています。


しかし、主成分が炭酸カルシウム(CaCO3)で持続性はありますが、効果が出るまでには時間がかかります。


市販されている即効性のある石灰資材として、無機石灰の苦土(くど)石灰や消石灰があげられますが持続性に欠けます。


即効性のある無機石灰は、間違えて量を上げ過ぎると土壌が過剰にアルカリ性に傾き、野菜を弱らせる恐れがあります。


また堆肥や他の肥料と同時期に施すと窒素と反応してガスが出ることもあるので、一般的に1~2週間の間を空けておき、土壌によく馴染ませてから他の肥料を施します。


有機石灰(有機質石灰)は穏やかに効果が持続するのが特徴で、おおよその分量を施せば効きすぎる心配がありません。


ほうれん草や玉ねぎ、ごぼうは酸性土壌が苦手なので有機石灰(有機質石灰)で中和する必要があります。


しかし、有機石灰(有機質石灰)は効果が出るのが遅いので作物の植え付けの2週間前には施すべきです。



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