化成肥料

肥料

|化学的に作られた肥料の中で、三要素のうち2種類以上を含む物を化成肥料といいます。低度化成、高度化成、緩効性などの種類があります。

肥料を知れば楽しくなる!



化成肥料



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肥料を大別すると無機質肥料と有機質肥料に分かれます。


そして化学的に作られた無機質肥料を化学肥料といいます。


化学肥料のなかで、窒素、リン酸、カリウムの肥料の三要素のうち一つだけの成分しか含まないものを単肥といいます。


単肥と同じように化学合成によって作られ、肥料の三要素のうち2種類以上を含むものを化成肥料と呼びます。


化成肥料は複合肥料の一つです。


化成肥料の中で肥料の三要素の合計が30%以上の高濃度のものを高度化成といい、それ以外を低度化成(普通化成)といいます。


化成肥料の中では、肥料の三要素「窒素-リン酸ーカリ」=「8-8-8」の総含有量24%の低度化成がよく出回っています。


高度化成は綿密な肥料を施す計画が必要になり、与えすぎるとすぐに濃度障害を起こすので家庭菜園・園芸には向きません。


化成肥料は植物の根に直ぐに吸収される速効性肥料ですが、有機肥料のようにゆっくりと長く肥料効果が続くようにした「緩効性化成肥料」があります。


緩効性化成肥料の特徴は、ゆっくりと肥料が効くので大量に施しても濃度障害などを起こし難いので、家庭菜園・園芸で安心して使えます。


緩効性化成肥料はその性質から元肥に適しており、肥料効果が続くので一定の間は追肥を施す必要がなくなります。


また即効性の化成肥料は追肥に適しています。


市販の化成肥料には必ず保証書が付いています。


この保証書の保証成分量(%)に例えば「リン酸全量10.0 く溶性リン酸6.0」という記載があるとしましょう。


この「く溶性」とは、加水分解や植物から出る有機酸によって溶ける性質のことです。


よって水には溶けず、ゆっくりと肥料効果が続きます。


リン酸全量10.0 く溶性リン酸6.0」とは即効性がある水溶性のリン酸が成分量10.0のうち4.0含まれ、水に溶けない緩効性のく溶性リン酸が6.0含まれることを現しています。


この他に緩効性化成肥料には、肥料の粒一つ一つをコーティングして肥料成分の溶けるスピードを調整する方法があります。


これをコーティング肥料と呼びます。


化成肥料には他にも様々な種類があり、有機入り化成肥料やクド・微量要素入り化成肥料などです。


これらの化成肥料肥料の三要素の含有率と用途が違うので、植物や目的に合わせて選んでください。



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